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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

いま、経済ジャーナリストが薦める住宅ローン(1)

「この先金利は上がる」その認識が甘い人が多い
(編集長) 住まいの購入を考えている人にとって、金利の動向は非常に気になるところ。株価はかなり上がっていますが、金利はどうでしょうか。
(堀) すでに長期金利はじわっと上がってきています。株価のような急激な上昇は考えにくいですが、上がり基調であることに間違いはありません。20年、30年という長いスパンで返済していく住宅ローンを利用する際は、「この先金利は上がる」という認識をしっかりと持っておくことが不可欠です。
(編集長) 先生から見ると、その認識が不十分な人が多い印象ですか。
(堀) そう感じます。10年近く低金利が続いているせいか、「金利が上がる」ことをイメージしづらくなっているのではないでしょうか。それでは、金利上昇時のリスクを自分のものとして捉えることはできません。結果、目先の金利が低い変動金利や期間限定の固定金利に走っている感があります。
(編集長) それは危険な気がしますね。
(堀) はい、非常に危険です。そこで変動金利がどれくらい変動するものかを伝えるために、セミナーなどでは私の経験をお話ししています。
(編集長) とおっしゃいますと…
(堀) 私は1991年に変動金利を利用して投資用のマンションを買ったのですが、当時の金利はなんと8.44%で毎月返済額は18.1万円でした。その後金利がどんどん下がり、1996年には9.7万円、2001年には8.9万円、そして今年は8万円に下がる予定です。どうです、スゴイでしょう?
(編集長) 先生の場合は下がったので良かったですが、これから変動金利を利用する人は、現在2%前後の金利が10年後、15年後には8%台になっている可能性もあるということですね。
(堀) 変動金利の見直しは半年ごとですが、返済額の見直しは5年ごとで、前の5年間の1.25倍を超えない仕組みとなっています。それゆえ、金利が上がり続けると利息が返済額を上回り、返済をしているのに借金が増えるという最悪の事態も起こりかねません。購入後3〜5年たってからそうしたリスクに気づき、慌てて相談にこられる人が多いですが、はっきりいって遅いですよね。これから住まいを買う人は最初によく調べ、後悔のない住宅ローンを選ぶことを強くお薦めします。

(「住宅情報STYLE」2006年02月08日号掲載記事より)

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