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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

生命保険金不払いを考える、損をしないために〜生命保険会社にも告知義務を

日本一世帯当たり平均年間生命保険料 52万6千円(生命保険文化センター)

2007.4.19 金融庁
生命保険会社 現時点38社 約44万件 総額約359億円(4.13時点268億円)
       不払いの可能性 170万件(現在、調査中)
2007.02.01 金融庁保険金支払状況調査命令(2001年度〜2005年度) 回答期限4.13

◎ なんでこんなに不払額がふくれあがったのか
 未請求も調査したため⇒生保各社「未請求は不払ではない」
     請求がないものは払わない⇒請求主義
     「保険金は請求を受けて初めて支払うもの」という保険会社の体質

◎ 生保の不払問題が表面化したのは
2005.02.25 告知義務の不正取扱(明治安田生命保険2週間の業務停止命令)
2005.10.28 組織ぐるみの不払(明治安田生命保険2週間再業務停止命令)
   社外厳必・こんな時どうする?支払関連Q&A−給付金・保険金お客様対応事例集
2006.07.26 契約日改ざん告知義務違反の契約解除等不正事務(日本生命業務改善命令)
2007.04.13 金融庁命令各生保調査 事務ミス等による不払件数、不払額公表
   診断書データ入力ミス、退院後通院特約確認ミス、入院給付金の三大疾病特約確認ミス等
2007.04.19 未請求不払再調査 保険料未払契約失効の解約返戻金不払

◎ 今までの契約者軽視の生命保険会社の姿勢は正さないといけないが、
私たち利用者も自分の保険をもっと知る必要が⇒結局、損をするのは私たち

◎ 保険の誤解
* 「責任開始以後に発生した疾病を直接の原因とする」場合に保険金が支払われる
⇒ 保険契約前に発症(自覚症状、発病でなく)していた場合、保険金支払はないと規定
病気発症時期を細かく調査すると殆どの病気が契約前に発症していることになりかねない
(例) 心臓・目の病気契約前の高血圧、糖尿病が原因とされ保険金が支払われないケース

* 告知義務違反をしていても契約後2年経てば、保険契約は有効と誤解
⇒ 告知義務違反による解除は、責任開始時の属する日から2年を超えて有効に継続したときは解除できないと規定されているが、
「重大事由による解除」(集中的に保険加入していた事実等)や
「詐欺による無効」(故意に保険会社をだまそうとした等)の場合は、そのような規定はない。

◎ 自分の保険を知る
* どんな場合に支払われないかの「注意喚起情報」 昨年から契約時提示義務化
* 以前からの保険であれば、最近の手術、治療方法が保険適用範囲に含まれているか確認
* 家族にも、保険の内容等を知らせておく
  頻繁に保険内容のチェックが必要この連休、自分の保険をチェックしてみては

(SBC信越放送(長野)「モーニングワイド・ラジオJ」2007年05月03日ON AIR)

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