堀浩司の関西深堀りラジオ!経済ジャーナリスト・ファイナンシャルプランナー 堀浩司 おすすめ 癒しのマレーシア
PODCAST ラジオ配信中:RCC中国放送「ミライレポート」必ずわかる 法人税のしくみ

経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

「郵政民営化」を私たちの生活から見れば…

10月1日から郵政民営化、何が変わった?
持ち株会社「日本郵政」
傘下「ゆうちょ銀行」、「かんぽ生命」、「郵便事業」、「郵便局」

郵便=表面上は殆ど変化なし、
  現金とファックスによる手紙を届けてくれるマネーレタックス廃止
    (離れて暮らす親にお金を送る場合に便利だった)
   手間のかかる業務から廃止?

郵便貯金、簡易保険=既契約については満期まで政府保証継続
  既契約簡保 保険金額拡大、特約付加、期間延長不可政府保証を増やせない
  新規契約については、民間金融機関と同じ
  貯金 預金保険機構(1000万円までの元本利息保証) ゆうちょ銀行1000万円預入限度
  保険 契約者保護機構 全額保障から外れる
  郵便貯金の通帳がいっぱいになりを書き換える際には、本人確認のため免許証等必要
  為替料金引上げ 「為替」という書類を相手に送ると受け取った相手は郵便局で換金
  普通為替   送り手が金額を設定できる
  定額小為替  遠隔地の戸籍謄本等を取る為に手数料を送る時など 10円100円
  振込、振替手数料もほぼ値上げ(料金値上げ、各戸に配られた「お知らせ」には記載無)
  ATMでのゆうちょ銀行間の口座振替 1年間無料(従来120円) 

私たちが便利に、有利になる改正は見当たらないが
それどころか、すでにリストラが
  全国集配局4696局うち1048局で集配中止(2003〜2007.03)
    長野県149局のうち、45局集配廃止
  都市部での時間外窓口廃止
  不採算を理由に撤去されたATMは過去3年で600台以上(約26000台)
  電信為替 指定した住所に現金を届けてくれる 過疎地などでは9月末で廃止のところも
また、今後は
  郵便、貯金が別会社業務
   郵便配達職員がついでに貯金を預かって帰るという融通ダメ(総合担務)

そもそも、なんで郵政を民営化したの?
「『民間にできることは、民間に』。全国一律に郵便物を届ける基本的なサービスを維持したまま、
現在、約24,700ある郵便局がコンビニのように機能する将来へ」
  「国が運営している郵貯、簡保の資金約350兆円を民間利用可能にすること」
          郵政民営化担当大臣竹中平蔵        2005年1月22日付日刊各紙掲載政府広報

郵政全体は税金が1円も入っていない黒字経営だった

誰のための郵政民営化?
国民の利便性向上は
民業との共存 最近の報道 民業圧迫
  郵政民営化前 住み分けができていた 民営化になって民間が脅威を感じている
年次改革要望書で郵政民営化を促していた米国の狙い
  340兆円郵貯(217兆円)・簡保資金(120兆円)の国家保証を外して、海外流出特に対米流出を誘導?
  しかし、米国の郵便事業は国営!!

これからどうなっていくのか郵政は?
郵政民営化の先進国の姿は・・・
英国「ロイヤルメール」 01年郵政事業株式化 06年政府保有株放出完全民営化
  民営化前約25,000局 現在約14,000局 今回2割2500局閉鎖 

私たちの郵政民営化でなければ!
これからが私たち国民にとっての郵政民営化 監視の目が必要
(1)ユニバーサルサービスが維持されているのか
(2)利用者の利便性が損なわれていないのか
(3)地域、地方の過疎化を促進するようなことはないのか

(SBC信越放送(長野)「モーニングワイド・ラジオJ」2007年10月04日ON AIR)

経済ジャーナリスト・ファイナンシャルプランナー・経済講演/堀 浩司

経済・ファイナンシャルプランニングの取材・講演・出演を承ります
経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

経済ジャーナリスト堀浩司HOME
プロフィール経済コメントコラム芸能マネーメディア情報取材・講演依頼セミナーのお知らせ癒しのマレーシア

経済ジャーナリスト・ファイナンシャルプランナー 堀 浩司 オフィシャルサイト