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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

今年はどうなる? 2008年 景気大予想

アバン(58秒)島田読み
[N] 2008年の幕開け・・・ 初詣で一般庶民が願うことのひとつ・・ それは景気の回復!
しかし!
今月4日、東証の平均株価は600円以上も 値下がりし、去年の取引時間中の最安値を 初日で更新するという波乱の幕開けとなり ました。サブプライム問題や原油の高騰、さらには 今月から即席めん、2月に味噌やチョコレート、 3月はチーズやしょうゆ、4月に小麦とビールなど最悪の値上げラッシュ!正月から不安材料てんこ盛りで、この先日本 の景気はいったいどうなるんでしょうか?
実は悪い話ばかりではないんです!日本の 経済が元気になる材料が、徐々にその兆しを見せ始めています。
今朝はそんな話題も含めて、今年2008年の 景気を大胆に予想します!
2007年は「格差拡大」の年だった!
スタジオ(1)(2分)VFタイトル
[宮根] さて、今朝はホントに先行き不安感が募る一方の日本経済なんですが、今年2008年の景気を予想してみようということで、おなじみ阪南大学講師で経済ジャーナリストの堀浩司先生にお越しいただきました。先生今年もよろしくお願いします。
[堀] こちらこそよろしくお願いします。
[宮根] まあしかし年始の株式相場なんていうのはご祝儀相場として上がるのが普通やと思うんですが、またまた去年以上に値を下げて、一体どないなるんやという不安感がぬぐいきれないんですが・・?
[堀] 年明けから確かに株安に原油価格高騰で冴えない感じの日本経済ですが、2008年の日本経済、ヒントを探ってみました。 [堀] まず最初に、様々な経済誌が2008年の 予測をしているのを比べて見てみましょう。 まず週刊東洋経済ですが、海外の経済悪化と円高で輸出に逆風、企業は減益、消費も弱まると見ています。 [堀] 週刊エコノミストはおどろおどろしいタイトル です、「世界恐慌」とありますが、外需依存 の高い日本がアメリカや中国の経済悪化に悪影響を受けるだけでなく内需にも不安要素が多い、そのひとつが耐震偽装の対応として2007年6月に建築審査がより厳格になったんですが、その影響から住宅着工件数が大幅に減っていることを 挙げています。
[宮根] まあどっち向いてもええこと書いてないですね。
VF(3)明るい話題の単行本
[堀] 今ご紹介したのは金融出身者の方が多く執筆されている経済誌でしたが、実は今店頭に並んでいる経済関係の単行本では、「世界が日本をリードする」 「日本経済、最後の黄金時代が来た」「日本経済、未曾有の景気拡大」 と明るい日本経済の本が山積みです。 [堀] さて、どちらがこれからの本当の日本経済 の姿なのか、そのキーワードは 「技術の復権」。 今あらゆるものが石油製品から作られていることを考えますと、原油価格の高騰は当然物価を押し上げます。また、経済に陰りが出てくれば、インフレと景気後退のダブルパンチが日本を襲います。
今、経済の鍵は、原油価格。 原油価格高騰を抑えられるのは、 もう目前となったある技術の発明です。そこで、発明と言えば特許、その特許の専門家弁理士の方にお話をうかがいました。こんなお話が世の中に広がるだけで、原油価格が沈静化しインフレに怯えることもなくなるかもしれません。
[宮根] はい、ではそのVTRがありますので、 ちょっと話を聞いてみましょう。
VTR本編(3分21秒)
[N] 今回お話を伺ったのは、国内外の様々な発明や技術開発のアドバイザーでもある弁理士の矢野寿一郎さんです。
 <弁理士 矢野先生インタビュー>
 ・ 今年が一番「夜明け前」で苦しい時期
 ・ 原油が100ドルから130ドルに
 ・ この試練こそが次の日本を作る糧となる
[N] 原油の高騰が次の日本を作る糧となるという のは、いったいどういうことなんでしょうか?
 <弁理士 矢野先生インタビュー>
 ・ なんとか石油を使わないで済む方法を世界中の人たちが考える
[N] すでに石油に代わるエネルギーとして様々な研究が進んでいますが、そのひとつが 「人工光合成」!
みなさん「光合成」は理科で習いましたよね。 植物が太陽の光を浴びて空気中の二酸化 炭素と根から吸収した水で養分を作り、酸素を吐き出します。
今研究が進んでいるのは、太陽の光と水 から二酸化炭素ではなく「水素」を作ろうと いう試みなんです。
水素は石油などの既存エネルギーに変わる未来の燃料として注目されていて、原油価格の高騰が続けば開発に拍車がかかり、近いうちに実現できるというのが矢野先生の見方です。
 <弁理士 矢野先生インタビュー>
 ・ 大学で聞くと「もうちょっと」
 ・ ただバックアップがない
 ・ 世間が冷たい
 ・ 世界中の「富」が埋蔵エネルギーによって偏在してしまっている
 ・ 日本は、薄型テレビ・ファクシミリ・自動車などをコツコツ作ってGDPを上げている
 ・ 「富の偏在」
[N]そもそも技術立国だった日本が、アメリカのサブプライム問題に大きく影響されるような金融依存の経済になってしまったことが問題なのかもしれません。
 <弁理士 矢野先生インタビュー>
 ・ ファクシミリの技術
 ・ ニッポンだけの技術
[N]この日本の技術力が国内外で評価、そしてちゃんとした資金力を得て機能すれば、先ほどの水素エネルギーも現実のものとなるのはもう目前かもしれません。
スタジオ(2)(3分)
[宮根] なるほどね。石油を使わないという考え方 がもう出来るようになってきているんですね。
[堀] そうですね。またこういった技術が登場するとそれに伴う特需が発生して日本経済はかなり活性化することも間違いないでしょう。
たとえば、自動車メーカーの水素自動車の 生産ラインへの投資が発生します。
そしてそれは、部品メーカーなどの下請けにも特需が発生します。まさに大企業から中小にお金が流れて経済活性化につながるはずなんですね。
もちろん様々なプラスティック製品や衣類 などもありますので、まだまだ石油依存ゼロというわけにはいきませんが、新たな エネルギー源を生み出す能力を日本の技術は持っているんですね。そもそも日本の高度経済成長は国内の企業が持つ様々な「技術力」が経済を支えてきたわけです。 [堀] もちろん様々なプラスティック製品や衣類 などもありますので、まだまだ石油依存ゼロというわけにはいきませんが、新たなエネルギー源を生み出す能力を日本の技術は持っているんですね。
そもそも日本の高度経済成長は国内の企業が持つ様々な「技術力」が経済を支えてきたわけです。 ちょっと「日本のモノづくり」の凄さの一例ですが、例えば自動車の「ハイブリッド」、これは電気とガソリンを使い分けて燃費を向上させるものですが、世界中の自動車メーカーの中でトヨタとホンダの2社がほぼ独占しています。
他にも「太陽電池」は世界の半分は日本製 ですし、シャープだけで世界需要の4分の1 です。 [堀] さらに住友金属の「継ぎ目なし鋼管」というの は世界最高品質で、石油や天然ガスの 採掘には欠かせないものですし、神戸製鋼の「自動車エンジンバルブの1分間に3000回転するバネ素材」に至っては世界 シェア70%です。
<スタジオ出演者にコメント貰う>
[宮根] ついつい毎日伝えられる株価に一喜一憂してしまいますが、普段数字に表れてこないところで日本は頑張っているんですね。
[堀] そうですね、やはり日本経済を立て直すには技術をまじめに磨く、そしてその技術をコツコツと積み上げていくということをもっと大切にする必要がありますね。 マネー至上主義から耐震偽装や食品偽装 が起きたわけですから、しっかりとモノを作ることに立ち返り、経済に「心」を取り戻す そうすれば日本の景気はもっともっと良くなるはずです。

(ABCテレビ「おはよう朝日です」2008年01月08日ON AIR)

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