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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

IMF経済成長率を下方修正

先国際通貨基金(IMF)は1月29日、2008年の世界経済見通しの中間改定値を発表。
去年10月より0.3ポイント引き下げ実質成長率を4.1%としました。

★ 「引下げ0.3ポイント」という数字をどうとらえていますか?(妥当な修正? それとも?)
 サブプライムローンショック心理的影響 消費者が世界的に消費手控 引下げ当然
 2007.10月は当初予想4.8%から0.4ポイント引下げ  今回の引下げ幅は前回より小さい??
 成長率はかなりの頻度で遡って改訂される
     0.3ポイントは誤差の範囲 この程度の数字の大小にあまり意味はない

★ 最終的に2008年の世界経済はどの程度の成長率になるでしょう?
 米国▲0.4ポイント1.5% 、日本▲0.2ポイント1.5%、ユーロ圏▲0.5ポイント1.6%
 2.04世界銀行 08年中国経済成長率見通し9.6%(2007.09時点10.8%▲1.2ポイント)
 (中国10.0% 前回データなし、前年比△1.4ポイント) 新興国・発展途上国▲0.2ポイント6.9%
   全世界的に下方修正 現在の冷え込んだ消費マインドが続けば3%台

★ いま現在の世界経済はどんな過程と見ていますか?
 貧困ラインぎりぎりの人たちまで
 金儲けの餌食としたマネー至上主義のつけが世界中をかけまわっている気がする
 経済成長率鈍化のキーワードは「住宅」
 米国 景気けん引の住宅ブームが下火
   ローン会社が低所得者をターゲットに返済困難なサブプライムローンを
   サブプライムローン返済不能でさらに住宅価格下落
   住宅投資26年ぶりの大幅減少2007.10〜12月期前期比△23.9%減
 日本 2007.06月 耐震偽装事件で建築確認審査厳格化
   住宅着工急激減少 対前年同期比2008.08月△43.3%減、09月△44.0%
   首都圏マンション契約率2007年69.7%(16年ぶり70%割れ) 59.3%の月も
 欧州 スペイン過去5年間住宅価格 年率20%の上昇
   夏場の世界的金融市場の混乱を境に住宅バブル弾ける
   生活の中で「住宅」を考えられる心と金銭的余裕が生まれるまでは景気回復困難

今、これからも問題となる、所得格差の広がり、環境破壊など成長率では見えない
経済成長率が高いからといってそこで暮らす人々が幸せになるとは限らない
市場経済ではなく、「指標(インデックス)」経済が不安を増幅
経済数値では表れてこない部分を大切に考えることが
私達の経済が良くなる最短の道かもしれない

(TOKYO FM(全国ネット)「WONDAモーニングショットWAKEUP NEWS」2008年02月07日ON AIR)

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