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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

食料品価格の相次ぐ値上げと私達の暮らし

30年ぶり牛乳、18年ぶり醤油、ビール系飲料、24年ぶりに値上げした食パンは再値上げ
そのほかに電気、ガス料金、大手予備校年間授業料、業務用家庭用小麦粉、
ある100円ショップチェーンでは苦肉の内容量を減らす策
     小麦粉1kg 700g、マヨネーズ300g 235gに

どうして、食料品を中心に値上げが続くのでしょうか
2007年世界の食料価格 対前年比40%近く上昇(FAO・国連食糧農業機関)
  価格高騰の主要因   アジアの経済成長
シカゴ穀物相場取引所 2005年比較 小麦3.3倍、トウモロコシ2.52倍、大豆2.46倍
小麦  オーストラリア   2年連続干ばつ
   ロシア、アルゼンチン   国内供給優先、輸出抑制
   サブプライム問題で株価低迷   投機マネー流入
トウモロコシ、大豆     バイオ燃料
小麦 国内需用の87%輸入  輸入分のほぼ全量を政府が買い付け製粉会社に販売
 売渡し価格 2007.04(1.3%引上げ)、2007.10(10%引上げ)、2008.04(30%引上げ)
 小麦値上がり  麺類、パン、菓子 値上げ
 大豆値上がり  みそ、醤油、マヨネーズ 値上げ
 トウモロコシ値上がり 家畜の餌 牛乳、バター、チーズ 値上げ

私達の生活にどのくらい影響があるのか
小麦売渡価格30%引上げ
   一世帯当たり年間3,013円負担増(第一生命経済研究所)
穀物価格、原油価格が価格高騰分が製品価格にすべて転嫁された場合
   一世帯当たり年間約13,000円負担増(第一生命経済研究所)
食料、燃料などの相次ぐ値上げの家計への影響
  非常に圧迫14.0% + やや圧迫40.5% = 家計を圧迫している54.5%(電通)
値上がりしても納得できるケース(複数回答)
  安全性について信用できる 80.6% 値上げとともに品質も向上する 57.2% (電通)

救いは、「円高」?!
ドル建て輸入農産品  円高で輸入価格が下がる
イオン、イトーヨーカ堂、ダイエーなど 「円高還元セール」
  米国産野菜、果物、豚肉等 2〜3割値下げ
小麦 今秋の価格改定以降
京都市中京区  ステッキ専門店「つえ屋」(商品の約半分が米国からの輸入品)
  緊急の「円高セール」  100種類ほどの輸入品 1割5分〜2割

日本の食料自給率39%(家畜の餌も考慮した穀物自給率27%) ← 1965年73%
  エネルギー自給率20%
2003年各国穀物自給率 米国132%、フランス173%、ドイツ101%、英国99%

全世界的な食糧不足、投機マネーにより継続的な食料品価格高騰が懸念される
安心した私達の生活を維持するためには、「自給率」を国レベルで引上げる政策が必要

(SBC信越放送(長野)「モーニングワイド・ラジオJ」2008年04月07日ON AIR)

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