経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”
消費税率引上げ間近?今のうちに知っておきたい消費税のこと
いよいよ、消費税率引上げ論議開始か
自民党 古賀誠選挙対策委員長(05.17/京都)
「消費税も含めて真剣な議論が必要になっている」と消費税率引き上げに言及
自民党 伊吹幹事長(05.17/京都)
「来るべき選挙で国民にどれだけ負担をすれば、どれだけの夢が来るのか」、
消費税率などの見通しを次期衆議院選挙までに示すべきだとの考えを示した
日本経団連 御手洗冨士夫会長(05.19/定例記者会見)
「社会保障費が毎年増え続けており、当然、10%で収まるとは思わない」
政府・社会保障国民会議(05.19)
年金基礎部分を保険料をやめ全額税で賄うなら消費税率3.5%〜12%引き上げ必要
一番身近な税金、消費税、年間いくら払っているかあなたは知っていますか。
2005年標準的な世帯 175,694円
収入に占める消費税割合 400万円未満3.46% 1000万円以上2.06%
税率引上げによる消費税年間負担額 税率10% 351,388円、税率15% 527,082円
(日本生活協同組合連合会)
消費税がいつの間にか見えなくなった。
2004年4月 「総額表示方式」義務付け 消費税を含んだ金額で値段を表示
改正時財務省パンフレット
「レジで請求されるまでいくら支払うのかわかりにくいので、一目で分かるように」
本当の目的/消費税を見えなく、感じなくするため→税率引き上げでは絶対必要
地下鉄仙台駅から泉中央駅290円 内14円消費税、運賃276円知ってました?
消費税の主役は誰ですか?
消費税を税務署に納税しているのは、企業
→ 企業が消費税を負担している?→ 企業は消費税を1円も負担していない
消費税を負担しているのは、私たち国民一人一人
1円も負担していない大企業の集まり、経団連が消費税率引上げ必要と発言?
消費税を負担している私たち一人一人が消費税について真剣に考えないといけない
年金、医療費増加で必要となる財源 消費税率引上げもひとつの選択肢か
国民側からの消費税率引上げの条件
生活弱者の負担軽減 生活必需品非課税、贅沢品の税率考慮
無駄遣いの徹底的解明と是正
(TBC東北放送(仙台)「Goodモーニング」2008年05月21日ON AIR)