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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

大不況時代の生活防衛「保険の見直し」徹底チェック

アバン(1分06秒)島田読み
[川崎] ともゆき〜
[大久保] みちえ〜愛してるよ〜
<ピンポ〜ン>
[大久保] あれ?誰か来たで・・・
[おち] こんにちは〜私「おは朝生命」のおちと申します。本日は保険のご案内に伺いました。
[川崎] はあ?でもウチ保険なんて考えてませんよ・・・
[おち] 何をおっしゃるんですか!この不況時代、備えあれば憂いなし!
いつご主人が交通事故で亡くなるかもしれませんし奥さんもご病気にならないという保証はありません!
お仕事にしてもいつご主人ともどもおは朝をクビになるやもしれませんよ!
[大久保] 笑われへんわ・・・
[N] マイホームに次いで人生2番目に大きい買い物、それが「保険」!
もしものときを考えて保障は手厚くしておきたい、でもこの給料が上がらない時代、保険料はできるだけ安く抑えたい、そんな悩みにお答えしましょう!
今朝のクローズアップは大不況時代の保険の見直し術をお送りします。
スタジオ(1)(50秒)VFタイトル
[宮根] 給料は上がらへんし金は出て行く一方で、将来は不安、でも不安やからこそ保険に入っときたい、でも保険料が高いとかなわん、どないしたらエエねん、ということで来ていただきました。
お馴染み阪南大学講師で経済ジャーナリストの堀浩司先生です。おはようございます。
[堀] おはようございます、よろしくお願いします。
[宮根] 先生、まずこの不況時代に「保険」というものをどう考えればいいんでしょうか?
[堀] そうですね、まず保険は「必要なもの」であるということです。
でも誰しも安い保険料で大きな保障が欲しいわけですから、肝心なのはどのタイミングでどれだけの保障額が必要なのか冷静に考えることです。
[宮根] なるほど。で、今回は年代別に様々な保険を考えるとき、どんなポイントに目を向ければいいのかをVTRにまとめてあります。まずこちらからご覧いただきましょう。
VTR本編(3分47秒)
サブタイトルケース(1) 20代夫婦が考える「こども保険」
[おち] いいですね〜新婚生活、うらやましいです。
[川崎] 実はもう子供が生まれてまして・・・
[おち] あら、顔がデカイだけあってやることやってるんですね。
[おち] でしたらまずお考えいただきたいのが「こども保険」ですね。モノによっては「学資保険」とも言うんですが、これからお子さんの幼稚園入園時に10万円、小学校入学時に20万円と子供さんの節目節目で祝い金が出るんですよ!
[2人] へえ!
[N] こども保険とは、主に子供の教育資金準備のために入る保険で、もし契約者である親などが亡くなった場合、以後の保険料が免除されるというものです。
[川崎] でもね、何かの本で読んだんですけど、子供保険や学資保険って、その保険の利率で貯蓄に回せばずっとお得やって書いてあったんですよ。
[おち] チッチッチッチッ!それは大きな問題を見落としてます。ご主人の身に何かあったら貯蓄を続けられますか?そこが問題なんです!
[N] さて20代夫婦が考えるこども保険、保険と貯蓄、どっちが賢いかがポイントです。
サブタイトルケース(2) 40代子供2人夫婦が考える「生命保険」
[おち] こんにちは〜
[大久保] またアンタかいな?
[川崎] ウチも子供がもう小学校高学年、主人の身に何かあった時に家族を守れる保険をどうしたらええんやろか?
[おち] はい、まず一番大事なことはいくらの保障額が必要か?ということです。
保険料の安さだけに目が向いたり、ムダに保障が大きかったりしてもいけませんね。そこでこう考えて見ましょう。
[N] 夫にもしものことがあったら、ほとんどの場合は遺族年金が出ますし、住宅ローンは多くの場合団体信用生命保険が完済してくれて負担はなくなります。 その上で月単位の必要額を計算し、お子さんが独立するまでの期間の合計と教育費を合わせたものが保険でカバーすべき必要保障額になります。「もしもの時」が遅くなるほど必要保障額は少なくて済みます。
ということで40歳代で家族を守る生命保険、「保障額は時の経過とともに少なくなる」というのがポイントです。
サブタイトルケース(3) 60代までに考える「失敗しない保険選び」
[おち] こんにちは〜
[大久保] アンタどうでもええけど、年取らんなあ・・・
[おち] 永遠の「アラサー」ですから!そんなことより、今お入りの保険、保障額はいくらですか?
[川崎] 掛金の安い共済で頑張ってきたけど、それでも確か・・・2400万円やったかな?お父さん?
[大久保] ああ、そんなもんちゃうか?
[おち] 実は60歳で期間満了したり保障額が大きく減る場合があるんです。よく見直してください。
[川崎] ん〜ああっ!2400万円は交通事故の場合で、しかも60歳時点で期間満了。再加入の場合は保障額が交通事故の場合600万円って書いてあるわ。
[大久保] ホンマかいな!そら知らなんだ!
[N] 実はコレ意外と多いケースなんです。共済に限らず60歳、65歳というのは保険にとっては節目のひとつ、ここで期間が満了していたり、保障額が大幅に減るケースが多く、そうならないためにもちゃんとチェックしておく必要があります。
ということで60歳代になって「しまった」とならないために保障を確認しておくのがポイントです。
それぞれの年代ごとに、スタジオで詳しく解説します。
スタジオ(2)(4分30秒)
[宮根] さて詳しく見ていきましょう。まずは20歳代で子供が生まれたばかりの夫婦が考える「こども保険」
[堀] はい。これはこどもの教育資金のための保険ですね。時々保険の見直しの解説本に、「こども保険」に入るくらいなら貯蓄したほうが得だ、というようなことが書かれています。さてどうでしょうか。
まず子供というのは公的な医療助成が充実しています。高額な医療費を必要とする確率は少ないのが現実です。そして親にもしものことがあっても教育費が保障できる、そして貯蓄と違って契約時点で資金を確保できるというメリットがあります。
実際にある「こども保険」をシミュレーションしてみました。
[堀] まず支払うお金、つまり保険料ですが総額で239万円ほどになります。そして祝い金として貰えるお金の合計が260万円、満期時に一括で受け取った場合、265万円になります。
[宮根] この時点でもう有利ですね。 [堀] そうですね。これに「保障」がプラスされるわけですが、私が目にした本によればこの支払い総額239万円分を保険の予定利率の1.65%で貯蓄に回せば282万円ほどになるので、保険の受取額より多くなって有利だとあったんですが、この「予定利率」というものは保険会社、つまり運用のプロが設定した利率で一般的には今はあり得ない金利なんですね。
現在の積立預金で条件のいいもので0.555%というのが現実的な金利で、これで計算すると253万円ほどになります。
この子ども保険の場合には、貯蓄をするより有利だという結論です。
[宮根] なるほどね。そして40代の保険、これは いわゆる生命保険ですね。 [堀] はい。まず考えるべきは「必要保障額」はいくらかということです。
ここでは子供が2人、10歳と7歳でご主人が亡くなったと仮定しますと、まずほとんどの場合は遺族年金が10万円程度は出ます。住宅ローンも団体信用生命保険に加入していればこれ以降の分は完済してくれますので負担なし、夫の生前の生活費を35万円とすると、必要保障額は月10万円、下の子の成人までの保障と考えれば1560万円そして教育資金を足した金額が必要保障額ということになりますね。
[宮根] これが3000万も5000万も保障をつけてしまうと毎月の支払いが大変になるということですね。 [堀] ずっと大きな保障額は必要ありません。年々保障額が少なくなる逓減型が私達のライフスタイルに合っているのです。 大きな保障を継続する更新型では年齢とともに保険料も増えていきます。逓減型では保障額の減少とともに保険料も減り、支払い総額では、更新型1378万円に対して逓減型658万円と半分です。大きな保険料の節約が、保障額を見直すことで実現します。
[宮根] ここは見直しのポイントですね。そして最後、60歳代になって「しまった」と思わないためにということですが・・・ [堀] はい。これはひとつ「共済」というものを例に見てみますが、60歳、65歳で保険期間が満了したり、保障額が大幅に引下げられる保険が多いのです。
あわてて、高齢になってから保険に入り直そう と思っても病歴やお医者さんにかかっているような状態では加入できないこともあります。
[堀] また、こちらも共済の医療保険の例ですが 35歳加入だと4000円ほどの保険料も65歳で加入出来たとしても保険料は倍以上の10,000位上と高齢者にはきつい負担です。
また、高齢者の場合当然保障期間も短くなります。早い時期からリタイヤ後の保険のことを考えておくことも保険料の節約につながります。
[宮根] なるほどね。とにかくお金を無駄にできない時代ですから、みなさんしっかりと考えて賢く保険を利用しましょう。

(ABCテレビ「おはよう朝日です」2009年03月19日ON AIR)

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