経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”
目に見える経済対策エコポイントで得をする
家電メーカー業績順調に回復
パナソニック、三洋電機、シャープ 2010年3月期 営業利益黒字予想
パナソニック 2009.10〜12 薄型テレビなどのAV機器、冷蔵庫などの白物家電
国内販売額が過去最高 エコポイント制度の効果が大きい
2009.12月までのエコポイント発行件数557万件、859億円
1次補正予算2946億円、2次補正予算2321億円
年齢40歳以上の利用率8割以上
40歳代16% 、50歳代19%、60歳代24%
→ 30歳代以下20%以下
申請が面倒すぎる
インターネット申請といっても結局はプリントアウトして郵送
エコポイント 4月から申請手続き簡素化
製品の型番、製造番号の記入欄を省くなど申請書を簡素化(インターネットでは型番必要)
購入家電販売店を募り、申請書作成を代行する「ゴールドサポート店」を設置
8日から受け付け開始の住宅エコポイント
○ エコ住宅新築 300000ポイント 2009.12.08〜12.31着手,2010.01.28以降工事完了
(省エネ法トップランナー基準相当住宅、1999年(平成11年)省エネ基準適用木造住宅)
○ エコリフォーム 2010.01.01〜12.31着手,2010.01.28以降工事完了
〜新築は限られた人だが、エコリフォームは幅広い人が対象となりポイント還元率が高い
・ 窓の断熱改修
ガラス交換 2000,4000,7000ポイント
内窓設置、外窓交換 7000,12000,18000ポイント
・ 外壁、屋根、天井又は床の断熱改修
外壁100000,屋根・天井30000,床50000ポイント
・ バリアフリー改修(1戸あたり50000ポイント限度)
浴室、便所、洗面所の手すり5000,階段段差解消5000,廊下幅等25000ポイント
○ 追加工事代金に充当できる
充当ポイント分は工事施行者に支払われ、追加工事代金の残額のみを支払えばよい
家電エコポイント制度
○ 対象製品購入期間が延長 2010年3月31日から12月31日
○ 対象製品の省エネ基準強化
対象地デシ対応テレビの半数が対象外となる可能性があり、
家電量販店では、「まだ間に合います」キャンペーンなどの販促策と
早めに売り切りたいとの思いから値下げが考えられ、意外な掘り出し物が見つかる可能性もある
○ LED電球等の利用促進
4月1日以降に対象製品を購入した「サポート販売店」で、家電エコポイントを申請
→ LED電球等との交換 → 必要エコポイント点数が半分になる
(KISS FM(神戸)/JFN全国11局「OH! HAPPY MORNING」2010年03月09日ON AIR)