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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

アメリカが世界で一番のわけ〜アメリカ映画産業奨励策をみて

ゴールデンウィーク、ニューヨークを訪れていました。
日本でも報道された自動車爆破未遂事件、
直後にタイムズスクエアに通りかかり物々しい警備に芸能人がいるのか、映画の撮影かとも
・日本時間2日午前7時半(NY1日午後6時半)頃
 爆発物が仕掛けられた車がタイムズスクエアで見つかった。二日後に犯人逮捕!
 爆破未遂事件の翌日、同じ場所で
・ 日本時間3日夜(NY2日午前)
 国連で3日からNPT(核拡散防止条約)再検討会議が始まるため核兵器廃絶を訴える
 平和集会がタイムズスクエアで開かれ、集会の後国連への平和行進が主催者発表で2万人、
 広島、長崎両市長、日本の被爆者の方も参加して行われた。

日本だったら、翌日も物々しい警備が続いているはず
こんなところにも、アメリカの力強さ、負けてたまるかという気概を感じる
みんな自信を持っている → だから綺麗な人、ナイスガイが多すぎる

ニューヨークを歩いているだけで、アメリカの大きさがひしひしと感じますが、
              それは国を挙げてたえず産業育成に取り組んでいるからなのです
アメリカは、農業輸出、原油輸入量、国際観光収入でも世界一そして映画産業も

                      映画産業  アメリカ3兆円 日本800億円

実は、在米三十数年のいとこ(NY大学映像学科卒・堀剛郎タケオ)が
                      アメリカで映画を作っていまして・・・
まもなくクランクイン(撮影開始)する
「Sushi or Not to Be いらっしゃいませ!ブロードウエイ・ドリーム」
(シェークスピア ハムレット to be or not to be 生きるべきかしぬべきか、それが問題だ)
あらすじは 
アメリカで映画スターになる夢を抱いてやって来た青年の話
鮨屋のウェイターをしながら英会話とアメリカ式演技の修業をして2年
まもなくビザも切れるということになったころ知り合った韓国系アメリカ人と結婚すればとプロポーズするが振られてしまいます。
ある劇団が東洋人キャストを募集していて合格すればビザをもらえるとオーデションを受けたら、
その相手約がふられたもと彼女。
思いがたかぶり、オーデションの台本にないキスをしてしまった二人。
劇作家は激怒してしまいオーデションは中止。
夢破れたかに見えたのですが・・・。

共同脚本、主演はコント赤信号の渡辺さんの弟子だったボビー中西さん
実際彼も米アクターズスタジオの日本人で2人目の生涯会員にまで這いあがったという経歴

製作費1850万円(19万6500ドル)目下、投資してくれる人を必死で探している最中。
しかし、なぜこんなに安く制作できるのか。
日本のテレビ番組も数多く作って来たという彼自身のこれまでの経歴もあるのですが、
◎ 大きいのは、国や州、市の映画産業育成策が大きい。
 ニューヨーク 映画制作奨励法  製作費の35%が税額控除される(州30%、市5%)
 今回の作品約600万円
 国レベルの税額控除やさらに小道具大道具を外注した場合の消費税の免除がある
◎ 映画俳優組合も低予算映画契約(製作費20万ドル以下)の場合
 ベテラン俳優でも低キャラで出演してくれるシステム
 制作費20万ドルを超えると俳優のギャラだけでなく、
 結果的に制作スタッフなどのギャラも上がってしまい、2倍、3倍の制作費になってしまう

超大作だけでなく、これからの映画人、映画制作を
国、州、市を挙げて奨励策をとるアメリカ

トップに立っているのに次を育てる力強さ、謙虚さに日本も学ばなくては・・・

(TBC東北放送「ラジオマガジン EARLY BIRD」 2010年05月22日ON AIR)

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