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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

不況時代のマネー術!ボーナスと家計を「仕分け」しよう!

アバン(1分02秒)喜多読み
[N] みなさ〜ん、もう出ましたか?え?何がって?
ボーナスですよボーナス!
そんなのスズメの涙ほどだって?いやいや、だからこそ使い道が大事なんじゃないですか!
去年損保ジャパンDIY生命が行った「2009年の冬のボーナスと家計の実態調査」によれば、ボーナスの使い道はダントツで「預貯金」の68%、やはり長引く不況への不安感が垣間見えます。
余談ですがボーナスから夫への小遣いをいくら渡すかという質問に、およそ5割の主婦が「渡さない」と回答、いやあお父さんツライ!
でも一方で、ボーナスの使い道として衣料品や食事など「プチ贅沢」への支出も見られます。
その出費は本当に必要なのか?、逆に預貯金を頑張りすぎていないか?、今朝はこの夏のボーナス、そして家計そのものを「仕分け」してみましょう!
スタジオ(1)(8分)VFタイトル
[浦川] さてそろそろボーナスの時期です。公務員の方はもう出てるんですかね?一般サラリーマンの方はこれからといった感じだと思いますが、今朝のクローズアップは少し景気回復の兆しが見え始めたとはいえ、まだまだ実感が湧かない今、夏のボーナス、そして家計そのものを「事業仕分け」してみようじゃないかという企画です。
スタジオには「ナニワのマネー博士」阪南大学講師で経済ジャーナリストの[堀] 浩司先生をお招きしております。先生おはようございます。
[堀] おはようございます。よろしくお願いいたします。
[浦川] 先生まずボーナスそのものも減っていると思いますが、もうみんな不況疲れとでもいいましょうか、使わずに我慢するのに疲れてきた感もありますが?
[堀] ホントそうですよね。ただ厳しい中でも無意識のうちにムダなお金を使っていることもあります。今朝はそんなムダを事業仕分けしていって、大切なお金をどう残すか、そしてどう使うかを考えていきたいと思います。
[浦川] なるほど、で今回是非この特集を見ていただきたいのはズバリ「いつの間にかお金がなくなっている」人です。これ先生ほとんどそうなんじゃないですか? [堀] そうですね。お金というのは知らないうちになくなっているような気がしますが、それはちゃんと意識をしていないからで、実際は使ったから無くなるんです。
そこで、「無意識」にお金を使っていないか?今まで通りのお金の使い方で、これからも大丈夫なのかといった「家計の事業仕分け」が必要なんです。
[浦川]  なるほどね。家計の事業仕分けで無駄を見つけたり、他の方法がないかをチェックするわけですね。
[堀] そうです。まず、最初の事業仕分けはボーナスも含めて支出そのものを「投資」と「浪費」に分けて無駄を洗い出します。 [堀] 例えば同じ「飲み会」に行くのでも「異業種交流会」「仕事の打ち上げ」「同窓会」は「投資」、「付き合いで行く合コン」「家で食事が用意されているときの外食」は「浪費」といった具合に、あとあとで生きてくるお金かどうか、異業種交流会や仕事の打ち上げはビジネスに、「同窓会」は人脈作りに活かせる可能性がありますよね。
[浦川] 「付き合いで行く合コン」が実を結ぶこともありますけどね。でも支出をこうやって分けていくのはムダをなくす第一歩かもしれませんね。
[堀] そうですね。しかし投資だったらいくら使っても良いというわけではありません。
しっかり者の奥さんがよくやっている、封筒にお金を入れて、「これは子どもの給食費」「これは来月分の食費」という風にお金を使い道ごとに分ける封筒型予算管理、あれは節約の基本だと思います。「コレに関してはこれ以上使わない」ということです。有益な支出でも予算管理が必要です。
[浦川] なるほど。さあそれでは堀先生にレンホウ行政刷新担当大臣になっていただきましょう。ボーナスと家計の仕分けですが・・・このようになっております。 [堀] はい。まずは支出そのものを「撤廃」「統合」「転化」「継続」に仕分けします。それぞれ見ていきましょう。 [堀] まずは「撤廃」ですが、喫煙者の皆さんはツライとは思いますがタバコをやめる、あるいは減らすということですね。
[浦川] 「1箱どうしても必要なんですか?半分じゃダメなんですか?」って言われそうですね。
[堀] まあ嗜好品ですからムダかどうかは価値観しだいなんですが、ご存知の通り10月から値上がりします。厚労省のデータによれば平均喫煙本数は19.8本、ほぼ1箱ですが、やめると年間10万円以上、10月の値上がり以降なら15万円近く節約できます。
[堀] あと雑誌の定期購読もあまり読んでいないなら検討しましょう。図書館や美容院で読むのも手ですが、そこまでしたくないならせめて掲載内容によって買うか買わないかを判断しましょう。仮に600円の雑誌でもこれだけ変わってきます。
[浦川] これ女性はなんとなく定期購読している人は多いかもしれません。 [堀] それから次に「統合」ですが、例えばクレジットカードを複数持っている人、もちろん機能別に使い分けているなら話は別ですが、「なんとなく」持っている人も多いと思います。そこで必要な機能、例えば海外旅行の保険が付いている、自分の趣味で必要な優待が受けられるなどを検討して、機能が重複しているものはやめる、そして年会費無料のカードも今はいろいろありますから、その中で必要な機能を補填するものを選ぶとムダを見直すことが出来ます。
「統合」の対象は他にも生命保険の統合や交通費、例えばPitapaなどを活用する(Pitapaの最も大きいメリットは“節約を意識しないで節約できること”)、家族全員携帯電話を持っているなら固定電話をやめる(これは社会的信用という意味で置いておいたほうがいいケースもあるので要検討)などが考えられます。 [堀] そして「転化」ですが、これは“置き換える”ということで例えばマイカーを購入ではなくてリースやレンタカーにしてみる。
例えばあるクルマで自動車ローン購入とリース、そしてレンタカー利用で比べてみましょう。
例えばマツダのアクセラ(ちなみに私の車なんですが・・・)という車で比較してみると、まず自動車ローンを利用しての購入なら仮に7%の分割手数料がついたとして260万円強、リースなら255万円ほどです。
また仮に週一ドライブしかしないというのなら、いっそレンタカーを利用すれば5年単位でみればお得になります。もっとも車は残りませんが、ガレージ代もかかりませんしライフスタイルによっては選択肢のひとつだと思います。ただ、これは1つの例です。 [堀] 実は自動車ローンでも、金利の安いローンを見つけてくれば、総額239万円ほどになります。条件にもよりますが、この例は実際にある2.95%のローンです。事業仕分けは今までの見直しなのです。
[浦川] 確かにじっくり見ていけば仕分けによって
見直しができそうな部分は多いですね。でもなかなかここまでしっかり考えられないんですよね。
[堀] 節約には意外と見落としやすいポイントがあります。例えばスーパーで「まとめ買い」をする人が増えて いますが、時には余ったり腐らせてしまったりと「ムダ買い」になる可能性もあります。プランを立ててまとめ買いをするようにしましょう。
[堀] そして今までのどれにも属さないものは「継続」つまり必要なものと判断して、買うべきものは買う、たまにはレジャーに使うといった「必要以上に生活にストレスをかけない」ということも重要です。
[浦川] なるほどね。やみくもに節約節約と言っても長続きしませんし、みなさんもボーナスやお給料をしっかり“仕分け”して無駄のない家計を目指しましょう。

(ABCテレビ「おはよう朝日です」2010年05月19日ON AIR)

経済ジャーナリスト・ファイナンシャルプランナー・経済講演/堀 浩司

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