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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

マツダ、1700億円規模増資で経営立て直し

●今回のマツダのケースは
自動車大手8社2012年3月決算予想  円高、天災の影響を懸命のコスト削減で吸収。反転攻勢の兆し。
 トヨタ2000億円、日産2900億円、ホンダ2150億円と6社は最終利益を確保。
 マツダ1社が▲1000億円の赤字に下方修正
   日系自動車メーカーに比べ海外生産比率が35%と低い(国内生産を我々としては評価したいが)
   成長が期待できる新興国向け販売台数3割と新興国対応も遅れている。
  →「構造的な問題もあり、円高のスピードに追い付いていない」
  「技術で先手を打てるように、開発費は削減しない」山内孝社長
  新興国での工場建設、新車開発などで1700億円規模の巨額な資金が必要
                    公募増資他1628億円最大目標 

●企業が資金を調達しなければいけない理由・その目的とは?
・運転資金不足   後ろ向き資金需要  経費支払いが足らない    エルピーダメモリ・広島工場閉鎖
・投資等で通常とは別資金必要  前向き資金需要  将来の売上を上げるため マツダ(会社側説明)

●「増資」、「劣後ローン」とは? その他、資本調達の方法は?
資金調達①借入   返済しなければならない。会社の利益に関係なく利息を払わなければいけない。
・劣後ローン  会社がもし倒産などした場合には、ほかの借入分の返済ができた後に返済される
          → 返済の見込みは薄い。その代り金利は高く設定されている。
    マツダ700億円  満期日平成84年、利息繰延  有利子負債と借換   負債負担軽減が目的
    ②増資  会社に出資してもらう → 株主になってもらう。株主の出資額を増やしてもらう。
         返済する必要はない。原則、会社が利益を出した時に配当金を支払う。
    株主割当:今の株主が対象、第三者割当:株主以外の会社関係先が対象
    公募:広く一般の投資家が対象
→ 今回、予定株数を超える需要があった場合  最大で総額2328億円の資金手当て
  一旦大株主等から株を借りて追加的に投資家に買ってもらいその分をさらに増資する

●企業にとっての資本とはどういったものなのですか?
資本とは会社の土台
資本と言っても、他人資本と自己資本があります。他人資本とは借金のこと。
いくら図体が大きくても、借金に頼っている会社は融資が止まるとすぐ立ち行かなくなります。
これに対して、
借金が少ない会社は返済の必要のない自分のお金で会社が回っていますから、安定しています。
今回の資金調達でメキシコ、ロシア工場の設備投資が進み、研究開発による技術向上で
      反転攻勢に出ることがマツダファンの大きな願い。日本の製造業、ガンバレ!!

(RCC中国放送「本名正憲のおはようラジオ」2012年02月23日ON AIR)

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