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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

AIJ破綻、逃げ遅れた厚生年金基金

AIJ投資顧問が運用する約2100億円の企業年金資金の大半が消失

企業年金とは、国が運営する公的年金にプラスして支給される会社側が運営する年金
 退職一時金に代わり、退職金を年金型で支払う確定給付年金、確定拠出年金も含まれる
 厚生年金基金  公的厚生年金の一部を国に代わって運営し、さらに上積み分の運営にあたる
  民間サラリーマン厚生年金加入者3441万人のうち451万人が加入   恵まれたサラリーマン
        中小零細企業  殆ど厚生年金のみ   会社負担が少なくてすむ
 厚生年金基金  単独企業設立(単独型)、関連グループ(連合型)、同業種・同一地域団体(総合型)
 設立された別人格の厚生年金基金は集めた資金を将来の支払いのために運用して増やす必要
 厚生年金基金支払額が保険料に占める割合(成熟度)
  1998年44.4% 2010年92.6% 100%を超えた基金が246基金(全体の約4割)
  1997年ごろ1900基金、加入者1200万人
   2012.02.01現在581(単独・連合86、総合495)基金444万人
                             2010.03.28日経新聞
 近年、企業の負担が重いと解散が相次ぐ
      母体企業に解散の際の欠損金負担ができない基金が結果として残った
 厚生年金基金の86%は将来運用予定利率5.5%に設定(10年国債利回り1%台)
      目標利回りが確保できなければ、企業が資金を拠出して不足分を埋める必要か
   従業員からの保険料引き上げ
   364基金で積立金が不足、総額1兆1200億円
        ↓
 なんとしても高い運用益を上げないといけない<、皆が預けているのなら
AIJ投資顧問 約80企業年金
       大半は総合型厚生年金基金 多数企業の集合体ゆえ制度利率引き下げ困難
独立系で無名に近かったAIJが過去5、6年で急速に年金契約獲得
   2002年6月から11年11月までの間に245%の高収益、負なしの運用実績とセールス
   実態は2000年代毎年運用損

老後格差は凄い
例 大手企業退職者  月額 厚生年金  22万3千円、企業年金  14万5千円  月額計36.8万円
私 65歳 月額12万5千円
国民年金のみの方  40年間全額保険料納付の場合  月額約65,700円
年金のない方

老後の頼りは現実、年金のみ、貧しくても安心して暮らしていける社会の一体改革がぜひとも今必要

(FM秋田/JFN全国9局「OH! HAPPY MORNING」2012年02月28日ON AIR)

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