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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

できるだけお得に! 堀流〜夏のボーナス活用法

アバンVTR(1分06)島田読み
[N] 相変わらず経済は低迷、景気が良くなる実感が少ない中、唯一この時期の楽しみは・・・夏のボーナス!
電通総研によると、この夏のボーナスの支給予定額は世帯平均で59万6000円、去年に比べると1.1万円減る予想!金額に対して「満足」と答えた人は34.1%、3人にひとりだけ。 いやあ厳しいですね〜。でもそんな厳しい中だからこそ、ボーナスはうまく賢く活用したいものです! 同じく電通総研の「この夏のボーナスで購入を検討している商品」のランキングを見てみると、5位が「ベッドなどに敷く冷却マット」、そして3位に「LED電球」、いやあ節電モード全開といった感じですが、そんな中、1位は国内旅行、少しくらいは羽を伸ばしたいということでしょうか?
今朝のクローズアップは、この夏のボーナスの賢い活用法を、堀先生にスタジオで教えていただきます。どうせならお得に活用しましょう!
スタジオ(7分30秒)VFタイトル
[浦川] ボーナスの時期です。減ってはいるもののやっぱり出ると嬉しい、そしてうまく使いたいあるいは活用したい、そんな方のために今日は賢いボーナス活用法、「堀流」と付いています通り、お馴染み阪南大学講師で経済ジャーナリスト、堀浩司先生に解説していただきます。
先生よろしくお願いいたします。
[堀] 宜しくお願いします。 [浦川] まずはこちらに電通総研による「2012年夏のボーナス使い道」というのがあります。これによると5位が「ベッドや布団などに敷く冷却マット」って・・・コレボーナスの使い道としては地味すぎる気もしますが、3位のLED電球とともに、節電と節約という時代を反映している気もしますね。そして1位は国内旅行、2位は「贅沢な食事」と実感はないですが少しは景気が回復しているのでしょうかね先生?
[堀] そうですね。実は小売りやサービス業にとってはこのボーナス商戦の売上をどう伸ばすかで企業の業績が左右されるんです。 そこで、ボーナスセール、サマーセールを展開します。逆に私たちにとってはこれを上手く活用することでボーナスを生活に生かせるのです。
[浦川] さて、それではこの虎の子のボーナスの活用法なんですがまずは?
[堀] はい。やはり皆さん全部使うという人は少ない でしょうから、手堅く10万円を預金するとしましょう。 [堀] 1年定期預金の現在の平均金利 は0.025%、1年後の税引後の利息は 20円です。
[浦川] 定期預金でそれですか?悲しい・・・
[堀] でも多くの銀行は「ボーナスキャンペーン」を展開していて、これをうまく活用しましょう。
例えばソニー銀行では「夏のボーナスキャンペーン」として平均の10倍以上にあたる0.32%を設定しています。1年後の税引き利息は256円です。
[浦川] なるほど。確かに違いますけど安いコーヒー飲んだら終わりですね。
[堀] そうですね。預金はまだまだ昔のようには なっていません。 [堀] そこでこれは一部の人に限られますが、「住宅ローンの返済」、これに計算上10万1,506円を充てるとしたら、当初の借入が3,000万円として、金利2.5%、返済35年で5年経過時点、元利均等返済で計算しますと、利息が11万2,990円減ります。
[浦川] あら!返した分より多く利息が減るんですか?すごい。確かにヘタに貯金するより、借金を返したほうが得な場合が多いって聞きますね?
[堀] そうですね。多くの場合はそうだと思います。 [堀] じゃあ次は使う方に行きましょう。まずは1位にランクインしている国内旅行ですが、旅行会社各社もボーナス商戦に必死ということは、我々にとっても安く行けるメリットがあるはずですよね。
例えばこちら、H.I.Sさんのハウステンボスなんですが、開催中のスーパーサマーセールを利用します。2泊3日の長崎ハウステンボスと嬉野温泉、レンタカー付の旅なんですが、このプランの特徴は「自分で航空券を手配する」ところなんです。
「ランドパッケージ」と言って、現地発着のプランなんですね。ですから基本的に宿泊のみで一部食事が付いています。そしてハウステンボスの1DAYセット券と、飛行機は話題のピーチを使う形で考えました。
飛行機代は日々変わるのですが、私が調べた時点では家族の4人の往復料金がなんと28,840円。お土産や観光などを除いてですが、合計で 13万1,040円。
他の同じようなコースで試算すると、16万9,400円でしたので、およそ3万8千円もお得でした。
[浦川] なるほど。これは航空券が付いていない、自分で手配するという商品なんですね。
[堀] そうなんです。こういった現地発着のプランと、LCCを組み合わせることで結構安くなるケースがあるんです。
[浦川]よく温泉などでも「宿泊プラン」というのがありますが、これもLCCで行ったらかなり安い場合もあるでしょうね。
[堀] そうだと思います。そのほか飛行機つきのプランでもゴッホ展も観られるのんびりハウステンボス3日間というのが家族4人で16万3200円とお手頃でした。探せば結構お得なものがありますね。
[堀] さて、次に第三位の「LED電球」ですが、まだまだ白熱電球と比べると価格は30倍ぐらいの開きがあり、やはりボーナスでまとめ買いしたいということだと思います。
ビックカメラのインターネット通販で調べました。
東芝LDA11L-Gという60W相当のLED電球です。通常価格7,350円がビック特価で3,480円と52%の割引率なんです。
ボーナス資金でまとめて6個買うとすると44,100円が20,880円で買えてしまうという結果、お得度23,220円。これにさらにポイントが付きます。
でも、白熱電球なら6個買っても1,500円程度。はたしてこれで得?と思われるかもしれません。皆さんもすでにご存じと思いますが、LED電球は消費電力が少なく、また実用使用時間も長いのです。 [堀] 電球の値段と電気代あわせてどれほど得か、これも私、計算しました。5年間で比較しました。
まず価格は白熱電球が150円として5年間で約5.6個消費します。対するLED電球は3、480円ですが、4万時間持ちますので、5年では0.18個と計算します。そして電気代を合わせると、合計額は白熱電球が9,900円、LEDが2,435円です。
これでいけば1個あたりの差額は7,465円ですね。6個ですと、44,790円となります。LED電球に変えることには節電と節約のメリットがあるのです。
[浦川]なるほどね。これが「節約に投資する」ということですね。家中取り替えたら結構な額になりそうですね。
[堀] そうですね。まとめ買いがお得です。
やはり夏と冬にセールが集中するのは、私たちのボーナス資金のお金をつかってほしいからです。
この夏も百貨店や専門店のクリアランスセール、バーゲンセールが目白押しですが、実は今年のバーゲンはいつもとちょっと違っていて、7月1日一斉スタートではなく、7月中盤からスタートが多くなっています。いつもはバーゲンが始まってからボーナスが出るという形ですが今年はボーナス後にバーゲンが始まるというケースが見られますので、「バーゲン初日からガンガン攻めていける」という、ここもちょっと押さえておいていただきたいポイントです。 [堀] で、具体的な中身ですが例えば阪神百貨店では家族の夏休みバーゲンが18日から、阪急うめだ本店では夏得フードセール、節電の夏ですから火を使わずにそのまま食べて美味しいものを集めています。タワーレコード、阪九フェリーなどでもセールやキャンペーンをやっています。
[浦川] やっぱり通常価格とセールでは金額が大きくなれば差も開きますからね。
[堀] そうですね。ボーナスを有効に使うにはこれらセール、キャンペーンをどう使いこなすかにかかっています。
それからこういったキャンペーン情報は日々刻々と変わりますので、ネットでこまめにチェックするのも賢い活用術だと思います。そして何より“楽しく”節約することが秘訣じゃないでしょうか?
[浦川]なるほどね。LCCなんかでもネットでバーゲンとかやってますもんね。やっぱりマメなのがいいんでしょうね。先生どうもありがとうございました。

(ABCテレビ「おはよう朝日です」2012年07月04日ON AIR)

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