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経済ジャーナリスト 堀 浩司 の “経済コメント”

ちょっと気が早いですが2013年、私たちのエネルギー

多くの課題を抱えているが、解決できないことはない
◎火力発電をフル稼働しているのでその燃料のLNG液化天然ガスの輸入急増
  2012年度上半期約12兆円 震災前の2010年上半期比3兆円以上増加
 化石燃料のなかでCo2排出量が相対的に少ないLNG
  日本での天然ガス価格18ドル/mmBTU(100万英国燃料単位)
  米国での天然ガス価格 3ドル→シェールガス革命の影響で低落
 ※ 米国のシェールガスを日本に輸出するには現地で冷却し、LNG専用船で
   運搬したうえで、我が国に着いたのち再び気化しなければならない。追加コスト約10ドル
 → 日本では結局、13ドル/mmBTU程度になるといわれている、断然安く購入できる。
 価格が高い理由 
 ・震災後代替エネルギーであるLNGを緊急に確保するためスボット買い
 ・安定供給確保のため長期契約方式をとり、LNG価格を原油価格リンク(油価リンク) 
 ・「まとめ買い」の立遅れ 韓国は日本より安い価格で購入 KOGAS社1社がまとめ買い

◎ 非在来型天然ガスで世界の、そして日本のエネルギー状況が2013年に好転の可能性
在来型天然ガス               原油の採掘とともに生産される
シェールガス(非在来型)     有機物に富んだ泥質岩という地層に含まれる
     新たな掘削技術の進歩で低コスト生産が可能となり開発が活発化
米国エネルギー情報局(EIA) 
現在技術的に回収可能な世界のシェールガス6622兆立方フィート(Tcf) 莫大な埋蔵量の登場
2009年末世界在来型天然ガス残存確認埋蔵量6400Tcf  2008年世界天然ガス消費量106Tcf
「シェールガス革命」
米国 自国のシェールガス増産でLNG輸入を大幅に縮小
天然ガス世界3位埋蔵量カタール(LNG輸出量世界一)
2010年LNGプラント増設世界最大規模年産7700万トン生産体制 
計画がはずれ、だぶついたカタール産LNGが安値で欧州市場に流れ込み、
               石油価格に準拠していたLNG価格体系が崩れた

◎ 世界第4位のエネルギー消費国でありながらエネルギー自給率4%の日本
 シェールガス  比較的地質年代が新しい日本の地層では賦存量は僅かで期待薄
  日本ではメタンハイドレード(非在来型天然ガス)が注目
   天然ガスの主成分メタンと水が結晶化した氷の物質
 愛知県南方沖 東部南海トラフ海域 水深1000メートルの海底下数百メートル 集積帯見つかる
     総量5739億立方メートル(推定) 2011年日本の天然ガス輸入量の5.5年分
  今年2013年1〜3月「メタンハイドレード資源開発研究コンソーシアム」
            技術的に採掘可能なのかどうかの産出試験を行う
集積帯発見 海底の表層(海底下数十メートル以内)に分布 採掘しやすい
    日本海/新潟県上越沖、秋田〜山形県沖 オホーツク海/北海道網走沖

震災後の火力発電フル稼働でLNGの輸入量が増加し当然その結果、輸入額も増えた
しかし、非在来型シェールガスの出現で世界的にはLNG価格が安くなっているのが現状
日本の技術は資源外交の切り札
さらに日本近海でも発見されているハイブレード
我が国2013年のエネルギーには明るい材料が数多くある

(FM秋田/JFN全国9局「OH! HAPPY MORNING」2012年12月04日ON AIR)

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